こんにちは、タカハシです。

この間実家に帰った時いきなり「ブーーーン」と言うすごい音がしたので、
何事かと思ったら奴が居ました・・・カメムシです。

羽音が大きくてびっくりするんですよね。

実家住みの頃は、出ては退治してを繰り返していました。

でも、出ないようにする対策とか、あの嫌なニオイがついてしまった時にどうすればのかって知らないんですよね。

そこで今回は、カメムシのニオイや対策と部屋に出た時の対処法についてまとめてみます。

 

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カメムシ発生の時期は?

カメムシが良く見られるのは春~秋にかけてです。

5月~7月くらいまでの暖かい時期には活動が活発になり、この時期は産卵期でもあります。

秋になり寒くなってくると、寒さの苦手なカメムシは暖かい家の中に入ろうとしてきます。

 

カメムシのニオイについて

カメムシは外敵から身を守る為に独特のニオイを発します。

青臭いニオイがして、一度付いてしまうと中々取れませんよね。

どこからニオイを出しているかと言うと、足の付け根からニオイを出しています。

ニオイの原因は?

カメムシののニオイはカメムシ酸とも言われ、「ディセナール」「ヘキサナール」「オクテシナール」等の成分で構成されています。

特にニオイの元となっているのは「トランス-2-ヘキセナール」と言い、別名「青葉アルデヒド」とも言います。

また、カメムシはニオイの出し方によって、そのニオイの役割が変わってきます。

外敵から守る為にニオイを発生させた場合は、他の仲間への警報フェロモンとして作用します。

緩やかにニオイを発生させた場合は、集合フェロモンとして作用します。

他にも、道しるべの為のフェロモンとして作用する場合もあります。

カメムシを密閉した空間に閉じ込めて、ニオイを発生させると自分のニオイで失神してしまい、さらに時間を置くと死んでしまいます。

ニオイが手についてしまったら

カメムシのニオイが手についてしまうと、洗っても中々取れませんよね。

カメムシのニオイは親油性の物質なので、油に溶けます。

オリーブオイルやサラダ油等を付けてこすり洗いをしてから、石鹸等で洗い流せばニオイは取れます。

また、界面活性剤がはいっているもの・・・例えば食器用洗剤等で洗うのも効果的です。

界面活性剤は親油性を持っているので、カメムシのニオイを取ってくれます。

しかし食器用洗剤は手の油分も取ってしまうので注意が必要です。

 

 

カメムシが部屋に入るルートは

カメムシが部屋に入ってしまうと、電気を付けた瞬間に電気に向かって飛んで行ってビックリするなんて事がありますよね。

では、外に居るはずのカメムシが何故家の中に入ってしまうのかを調べてみました。

隙間

カメムシはその平べったい体を生かして、1~2mm程の隙間があるとそこから進入することが出来ます。

なので、網戸のちょっとした隙間やドアの隙間等から入ってしまいます。

洗濯物

洗濯物を外に干していると、その洗濯物にまぎれてカメムシが家の中に進入してしまいます。

カメムシがたくさん発生する地域の方は、カメムシが服の内側に入ったまま服を着てしまった経験があるのではないでしょうか。

エアコン

エアコンのドレンホース(排水ホース)からも進入してしまいます。

言ってみればドレンホースは壁に空いている穴のようなものなので、伝っていけば部屋に侵入できてしまうのです。

 

 

カメムシ対策

カメムシが家の中に入ってしまうと本当に嫌ですよね。

虫が嫌いな人なら尚更嫌でしょう。

では、カメムシが家の中に入らないようにする対策には何があるのかを考えてみました。

卵を産み付けさせない

そもそも卵を産み付けられないようにしてしまえば、カメムシが増える可能性が減ることになります。

カメムシは、植物の葉の裏に卵を産みます。

なので、雑草等を定期的に刈るのが効果的です。

雑草を放置しない事で、卵を産み付ける場所を奪って増えないようにしましょう。

隙間を塞ぐ

隙間テープ等で窓や網戸、扉の隙間を埋めて進入を防ぎましょう。

隙間テープはホームセンターで簡単に手に入ります。

テープを貼るだけなので、簡単に隙間対策が出来るのでオススメです。

逆止弁

エアコンのドレンホースからの進入を防ぐには、逆止弁をつけるのが効果的です。

逆止弁をつける事で逆流を防ぐことが出来るので、結果的に虫の侵入を防ぐことが出来ます。

スプレーや予防剤

カメムシが嫌がるニオイを出すスプレーや、置くだけの予防剤が販売されています。

予防として網戸やカメムシが出そうな場所に噴射したり置いておけば、それだけでカメムシの進入を防ぐことができるでしょう。

 

部屋に出た時の対処法5選

どんなに予防をしていても、カメムシが部屋に進入してしまう・・・そんな場合の対処法を5つ紹介します。

ガムテープ

ガムテープを適当な長さに切って両端を持ちます。

カメムシの背中にくっ付けて折りたたんで、カメムシをガムテープの中に閉じ込めてしまいます。

そのままごみ箱に捨ててください。

私はこの方法が一番得意です、中からニオイもしないのでオススメできます。

掃除機

虫が苦手な人にオススメなのが、掃除機で吸ってしまう事です。

ロングノズルの物を使えば、近づかなくても吸う事ができます。

ただ、排気口からニオイが出る事があるのと、中の物を捨てなければいけないのが難点です。

カメムシが多く出る地域の方は、それ専用の掃除機を準備するのも良いのではないでしょうか。

容器に入れる

プラスチック製の入れ物(味付けのりの入れ物)や、ジュース等のペットボトルを切って入り口を広くした物にカメムシを入れてしまいましょう。

壁や網戸にいるカメムシの真下に容器を置いてそのまま近づけて入れたり、蓋があるなら蓋で容器の中に落としてしまいます。

できれば蓋があるものを使って、容器に入れた後はすぐに蓋をしてしまいましょう。

床にいるカメムシを容器にいれるのは少し難しく、中のカメムシをこぼしてしまう可能性があるので注意です。

簡単なのですが、カメムシが容器にたまってしまうので虫が苦手な人は中が見えないようにするか定期的に捨てましょう。

何かに乗せてポイ

厚紙等にカメムシを乗せて、そのまま外にポイしましょう。

ちょっとしたコツをつかめば簡単に乗せる事ができます。

ただ、乗せている途中で近づいてきたり飛んでいってしまう可能性があるので注意が必要です。

スプレー

カメムシ用のスプレーが販売されています。

最近使うようになったのですが、効果覿面でバッタバッタと下に落ちていきます。

ただ、下に落ちたカメムシは拾わないといけません。

いっそのこと落ちたカメムシを掃除機で吸ってしまってもいいかもしれません。

 

 

まとめ

いかがでしたか、カメムシが出ると特に虫が嫌いな人ならパニックになってしまいますよね。

あの独特なニオイも嫌なので、まずは増えないようにする事が大事ですよね。

今回紹介したカメムシが進入しない為の対策をして、もし部屋に入ってしまったら対処法を試してみてくださいね。

カメムシが活動しなくなる冬までカメムシとの格闘は続きますが、頑張っていきましょうね!

 

以上、読んでいただきありがとうございます。

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