台風の名前一覧と日本が命名したものとは!?

こんにちは、タカハシです。

2018年は大型の台風が多くて土砂災害等が多い年でした。
中にはUターンしてきた台風もありました。

そんな台風なんですが、台風ごとに名前がついているのって知っていました？

会社の後輩から「今回の台風の名前って〇〇って国で××って意味なんですよ」と言われて初めて知ったのですが、調べてみると色々な国が名前をつけている事がわかりました。

中には日本がつけた名前もあったので、今回は台風についてと名前について調べてみたいと思います。

台風発生のしくみ

台風発生のしくみについて簡単に説明します。

台風は熱帯の海上で発生します。

熱帯の海は海水の温度が高く、どんどん蒸発して水蒸気になります。

その水蒸気は空気よりも軽い為上昇していき、それによって雲ができます。

その雲が、地球が自転する力によって中心に向かって反時計回りの渦になります。

この渦が大きくなって、雨や風を伴う熱帯低気圧になります。

この熱帯低気圧が発達して、中心付近の最大風速が毎秒17メートルを超えたものを台風と呼びます。

台風、ハリケーン、サイクロンの違い

日本でよく聞く台風、アメリカで聞くハリケーン、あまり聞いた事が無いサイクロンですが、結論から言うと全部同じものです。

何故違う名前なのかと言うと、熱帯低気圧が発生した場所によって呼び名が変わるからです。

太平洋北西部で発生した物を台風（タイフーン）と言います。

大西洋北部、太平洋北東部、太平洋北中部ではっせいした物をハリケーンと言います。

インド洋北部、インド洋南部、太平洋南部で発生した物をサイクロンと言います。

仮にアメリカ近くで発生したハリケーンが日本付近に来た場合は台風に名前が変わります。

ある一定の地域を跨いだ段階で、名前が変わるのです。

名前について

台風にはアメリカが英語名（人名）をつけていましたが、西暦2000年（平成12年）に日本も加盟している「台風委員会」で名前を付ける事にしました。

台風委員会に加盟しているのは、

・カンボジア

・中国

・北朝鮮（朝鮮民主主義人民共和国）

・香港

・日本

・ラオス

・マカオ

・マレーシア

・ミクロネシア

・フィリピン

・韓国

・タイ

・アメリカ

・ベトナム

の全部で14カ国です。

私だけかもしれませんが、ミクロネシアという国は初めて知りました。

ミクロネシアは、フィリピン東に浮かぶカロリン諸島に属している607の島からなる連邦国家です。

ヤップ州、チューク州、ポンペイ州、コスラエ州の4つの州で統治されています。

第一次世界大戦のドイツ領時代には、日本が管理下に置いた事もあるようでした。